八世藤間勘十郎
本名:藤間良
祖父・六世藤間勘十郎と母・七世藤間勘十郎(現・三世藤間勘祖)の元、舞踊家となるべく研鑚を重ねる。高校卒業後は、母と共に歌舞伎舞踊の振付を担当すると共に、若手俳優の舞踊の指導・育成に努める。また苫舟(作曲・筆名)の名前にて数々の新作を発表している。
襲名:藤間勘十郎
平成14年(2002)9月 「二世勘祖13回忌追善 三世勘祖・八世勘十郎襲名舞踊会」にて、八世宗家・藤間勘十郎襲名
昭和58年(1983)4月 「七世宗家継承の会」にて藤間凌(リョウ)を名乗り長唄『雨の五郎』で初舞台
昭和61年(1986)1月 「第一回藤間康詞リサイタル」にて藤間資真(スケマサ)を名乗る
昭和62年(1987)NHK大河ドラマ『独眼竜政宗』に梵天丸役にて出演
平成2年(1990)9月「宗家藤間流襲名舞踊会」にて、二世・藤間康詞(ミチノリ)を襲名
平成10年(1998)11月「第一回藤間康詞の会」主宰
平成13年(2001)3月「第一回一心会」を田中傳次郎氏と共催
平成14年(2002)9月「二世勘祖13回忌追善 三世勘祖・八世勘十郎襲名舞踊会」にて、八世宗家・藤間勘十郎襲名
平成15年(2003)3月平成14年「藤間会」での『春調娘七種・弥生の花浅草祭』の演技により
平成14年度(58回)芸術選奨文部科学大臣賞新人賞を受賞
平成16年(2004)4月「第一回苫舟の会(作・作曲・振付の会)」を主宰
平成19年(2007)3月フランス・オペラ座の歌舞伎公演に振付師として参加
平成21年(2009)8月新橋演舞場にて『新作歌舞伎 石川五右衛門』演出・振付
平成24年(2012)3月第三回創造する伝統賞を受賞(日本文化藝術財団)
平成26年(2014)4月こども歌舞伎スクール(歌舞伎座)日本舞踊部門総括講師
平成26年(2014)7月日本舞踊協会第6回新作公演『櫻草紙』脚本・演出・作曲・振付
平成27年(2015)8月日ブラジル修好120周年記念 「藤間勘十郎ブラジル公演2015」主催