七世藤間勘十郎
本名: 藤間 高子
父六世藤間勘十郎指導の元、舞踊家となるべく研鑚を重ねる。また、六世に付き歌舞伎舞踊の振付を学び、六世の死後は、その後を継いで歌舞伎舞踊の振付を数多く担当すると共に、若手俳優の舞踊の指導・育成に努めるほか、テレビや新派など多くの分野の振付を担当する。息子は八世藤間勘十郎。「二世勘祖13回忌追善 三世勘祖・八世勘十郎襲名舞踊会」にて、三世・勘祖襲名
襲名: 三世藤間勘祖
昭和23年(1948)9月 長唄『五條坂景清』の“禿”にて初舞台
昭和41年(1966)10月 「藤間会」での長唄『鏡獅子』にて本格的に舞踊の道へ進む。
昭和42年(1967)11月 「第一回高子の会」主宰
昭和44年(1969)10月 「藤間会」での長唄・文楽『京鹿子娘道成寺』により、芸術選奨文部大臣新人賞受賞
昭和49年(1974)10月 「芸術祭参加大歌舞伎公演」の『舞鶴五條橋』で歌舞伎初振付
昭和58年(1983)4月 七世宗家を継承し藤間康詞(ミチノリ)に改名
昭和61年(1986)1月 「第一回藤間康詞リサイタル」主宰
平成2年(1990)1月 「宗家藤間流襲名舞踊会」にて、七世・藤間勘十郎襲名
平成9年(1997)9月 平成8年度日本芸術院賞受賞(歌舞伎舞踊に尽くした業績)
平成14年(2002)9月 「二世勘祖13回忌追善 三世勘祖・八世勘十郎襲名舞踊会」にて、三世・勘祖襲名
平成26年(2014)10月 第34回伝統文化ポーラ賞優秀賞受賞「歌舞伎舞踊の保存・振興」
平成26年(2014) 日本藝術院会員就任