新年会のご報告
1月7日
東京会館にて新年会が行われました。そのお写真をいくつか掲載致します。
毎年司会をお願いしている古今亭志ん輔様による司会で華やかな幕開け。
宗家の新年のご挨拶では、今年の目標は「踊ることを楽しんでもらいたい」とのお言葉がありました。
ご挨拶途中で、子息雄大が登壇。
続いて次男智基も登壇し、勘祖先生の秋の叙勲のお祝いの花束と宗家藤間会より授章金300,000円をサプライズで贈呈しました。
勘祖先生より授章を受けて「皆様のおかげです」とのお言葉がありました。
新名執の方々の紹介がありました。皆さん新たな目標に向かってお稽古を頑張って下さい!
歓談の中、新年の風物詩、獅子舞が登場。宗家家族をはじめ、ご来賓の方たちが頭をガブガブとされていらっしゃいました。
恒例の抽選会では、様々な商品が目白押し!抽選番号が読み上げられるときはドキドキしますね。
今年から勘十郎賞が新たに設けられ、当たった方は・・・?
新年会の初の試みとして、いつも会報評論を頂いている共立女子大の近藤教授と宗家の対談がありました。宗家藤間流の起源や、五世、六世のこと等に触れ当流派の歴史を振り返る時間となりました。
2時間の新年会もあっという間に終わりに近づき、ご来賓から、尾上墨雪先生による手締めでお開きとなりました。墨雪先生は5世の養子だった6世とご自身を重ねられ、近藤教授との対談最後に流れた6世の「万才」について、お稽古当時の思いをお話しして下さいました。
最後に宗家より締めのご挨拶がありました。
今年は五世没後85年、六世生誕120年の節目の年となり令和二年10月27日に歌舞伎座にて藤間会が決定したとのご案内がありました。子息雄大の康詞襲名、次男智基の初舞台を披露させていただきますので、何卒よろしくお願い致します!